公益社団法人日本環境教育フォーラム ニュースレター『地球のこども』に寄...
公益社団法人日本環境教育フォーラムの機関誌『地球のこども』2022年冬号に、事務局長 多田君枝による記事が掲載されました。 日本...
公益社団法人日本環境教育フォーラムの機関誌『地球のこども』2022年冬号に、事務局長 多田君枝による記事が掲載されました。 日本...
2022年5月より建築基準法施行令の一部改正が施行され、厚10ミリを確保した壁土が、コンクリートや厚さ12ミリのせっこうボードと同等の不燃材料として認められることになった。 土という左官材料を使える範囲が増えるだけでも、実に喜ばしい。 これを好機として、土壁を自家薬籠中(じかやくろうちゅう)の物とする左官職人が増えてくれることを望むばかりだ。
令和3年10月12日、またひとりの巨匠が永久の旅路についた。 その一報を受けた時、ひたすら後悔の念に苛まれた。ひと落ち着きした感はあれ、まだまだ感染症の脅威が治まる気配はなかった。もしも自分がうつすことにでもなったらと訊くのを怠ったことを悔やんだのである。
土壁って、なんだろう? 古い家屋に有る壁? お寺の壁? 今でも作れるの?とか。土壁は大昔にあったものとしか、考えられない時代。 現在、土壁と建築はもう一度やり直して、考え直して進もうと動き出している。
角鹿小中学校は、福井県における公立学校初の施設一体型小中一貫校です。 子どもたちが9年間という長い期間を過ごす学習・生活の場となるため、成長段階に合わせて内装を変化させることで、自身の成長を感じながら、飽きのこない空間づくりができないかと考えました。その空間づくりの一つがトイレです。
土とコンクリート。 どちらも中身が詰まっていて好きだ。 「溶ける建築」は、木造フレームがコンクリートのコアを覆った住宅である。 コンクリートに外力を負担させることで、木造部分は耐力壁のない開放的なシームレス空間となり、自由に増改築できる可変性ももつ。
18回目になるフランス・ヴィルフォンテーヌ、グランザトリエでのGrains d’lsere「土の建築祭」に2019年5月末にはじめて参加した。 これはCRAterre(クラテール・グルノーブル国立建築大学土建築研究所)と土の建築の研究・教育機関amacoが主催して行っている土の建築の世界的な発表の場で、版築・COB・練り土パネル・土レンガのヴォールトづくりなど、土の技術的なワークショップだけでなく、土に関する科学的講義や世界各地からの参加者同士のプレゼンもあり、世界の土建築の最新情報の交換の場として大きな役割を持っている。
フランスのグルノーブル国立建築大学内に「クラテール(CRATerre)」という「土建築の研究所」があります。創設は、ちょうど40年前の1979年です。 クラテールは、この土という素材や構法を科学的に研究し、伝統的な土の建築の修復の際に生かしたり、現代のエコロジカルな建築方法に役立てたり、子どもから大学生、一般に対して教育、啓蒙を行う、といった多くの活動を行っています。