《10/30〜11/6・千葉》日独左官ワークショップ

10月30日(水)〜11月6日(水)、ドイツの左官職人やセルフビルダーたちが来日、日本の左官技術を学ぶワークショップが開かれます。

きっかけは、ドイツのアーヘン工科大学サマーセミナーで長年にわたって左官の講師をつとめている都倉達弥さんに寄せられた声でした。
ドイツでは、地元の土を用いてワークショップを行うことになります。しかし、もっと深く学びたいという声に対し、都倉さんが「千年以上の伝統をもつ日本の左官は、日本の土・風土・四季が育んできたものなので、本質に近づくには日本で、日本の土に触れることが欠かせない」と答えたところ、「日本でワークショップをやってほしい!」という熱いリクエストがいくつもあがったそうです。

そこで、ドイツのワンゲリンにある、アースビルド専門学校と都倉さんの共催により、自然豊かな山間で、左官の基本と本質を実技を通して学び合う8日間のコースが開催されることになったのです。

講師は、ドイツでワークショップを行ってきた都倉さん及び田村真琴さん、そして特別講師として、左官の伝統を受け継ぐ京都の山本忠和親方が招かれます。
業種を問わず、日独の左官交流に関心のある方はどなたでも見学を歓迎するとのことです。

ドイツの人たちにとって、材料の混ぜ方から、塗り重ね方、コテの使い方、身体の使い方、立ち振る舞いまで、日本の左官はとても特殊で、興味深く映るようです。彼らとの交流により、私たちもまた日本の左官についてより客観的に理解し、文化や美意識の共通点と違いに気付くことになるでしょう。
関心のある方はどうぞ、下記まで連絡のうえ、ご参加ください。

時代や国境を越えて、日本とドイツの職人たちが文化・美意識・技術の交流を通じて未来をつくる
Sakan Workshop in Japan(日独左官ワークショップ)

会期 2024年10月30日(水)〜11月6日(水)
山本親方が講師を務めるのは11月1、2、3日。
最終日の6日は、都内で都倉さんによる左官仕上げの店舗などを視察する予定。
会場 千葉県市原市折津
Google MAP
電車:最寄駅 養老渓谷駅(小湊鐵道)
車:都心より約90分(アクアライン経由)
連絡先 株式会社左官都倉
担当:佐藤(090-9334-1174)
※詳細についても、上記連絡先までお問い合わせください。

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